ベースを決めて考えていかないと「結局何が言いたいのか」と企業側に思われてしまいます。
軸を決めてそこから枝分かれしていくイメージで考えていくと良いでしょう。
あなた自身や応募する企業によっては軸が異なると思いますので、
それぞれの軸ごとの注意点を交えながら紹介していきます。
経営理念
正直、経営理念をベースにするのはおすすめしません。
なぜなら、経営理念は必ず会社HPやパンフレットで載っています。
そこからあなたの志望動機に繋げようとすることは出来るかもしれませんが、
面接官側になって考えてみてください。
経営理念に共感したと言われて、
「それであなたはどういうことがしたいの?」と思いませんか?
さらに「HPの情報をそのまま使っている」と思われる可能性があります。
ですので、あまり経営理念をベースにするべきではありません。
もし軸として考えたいという方は、
・会社の歴史を調べてどういった経緯で
現在の経営理念になっているのか想像してみる
・HPやパンフレット記載の文章はなるべく使用しない
・あなたが会社に貢献できることは何か述べる
以上のことはベースに肉付けする良い材料ですので
是非取り組むようにしてください。
前職と同じ職種
「あなたが企業でどのように貢献ができるか」を具体的に述べる必要があります。
なぜなら、企業側は「即戦力」として採用しようとしているケースがほとんどです。
「前職であなたがどのような仕事をしてきて、その成果を知りたい。」
そして「今までの仕事からどのように貢献してくれるか」楽しみにしています。
的外れな志望動機ですと企業側がガッカリしてしまう恐れがあります。。
以上をまとめると
・応募先の企業で貢献できることは何か
・前職の仕事・成果で軸に肉付けしていく
教育体制
HPを拝見すると教育体制が充実している企業をよく見かけます。
ベースとして考えるときに注意してほしいところは
「決して受け身の志望動機にならないこと」です。
「教育」とは「先生」と「生徒」がいて成立します。
ここではあなたが「生徒」に該当します。
「生徒」は「先生」から教えてもらうことになるということは
自然と「受け身」という立場に立ってしまうことを今一度理解しておきましょう。
ここで大切なのは、教えてもらったことをアウトプット出来るかどうかです。
ですので、教育してもらったことは即座に仕事に生かすという表現でもよいので
教育を受けてからの次のアクションを自分なりに考えてみましょう。
・「受け身」の志望動機にならないようにする
・教育を受けた後、どのようなアウトプットをしていくか述べる
未経験だが興味がある仕事
あなたがその仕事に興味を持った理由はなんですか?
興味をもった経緯はなんですか?
興味を持った後になにかアクションを起こしましたか?
以上のような疑問を企業側は抱いています。
「突然、興味を持ったから転職活動を行った。」という人はいないと思います。
興味を持つということは、なにかしらの理由があるからです。
例えば、あなたがサッカー部に入部したとします。
この場合、当然サッカーを始めた理由があるはずです。
「日本代表の試合を見てサッカー選手になりたいと思ったから」
「友達と遊びでサッカーをしたら楽しかったから」
興味を持つということはなにかしらの理由がありますので、
その理由・経緯を加えると企業側も応募してきた理由の理解が深まるはずです。
また、「未経験は不利」という考えは捨てましょう。
社会人を経験して転職活動を行っているのですから、
社会人としての経験はあるのです。
業界・業種が違うだけでこれから学んでいき生産性を上げていけばいいので、
未経験の場合でも、上記の「前職と同業種」と同様に、
応募した企業でなにが出来るかを考えて、志望動機にいれてみましょう。
・興味を持った理由・経緯・その後のアクション
・未経験ではやれることが全くないと思わず、
自分なりにやれることを考える
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